理に沿って生きていれば、困ったことは起きません。
理に沿っていなければ、困ったことが起きます。
「困ったこと。」 それは、ちょうど、真っ直ぐに歩いているつもりが知らず知らずに曲がっていて、道のサイドにあるガードレールにぶつかった状態です。
困ったこと = ガードレール
未知の両脇は、崖になっていて、落っこちないようにガードレールが守ってくれているのです。
でも、私たちは、障害物があったら乗り越えなさいと教えられて育ちました。目の前にガードレールが来ると、それを頑張って乗り越えたり、壊して前に進もうとしてしまいます。
自分が曲がっていると気づいていないからです。
ガードレールの先は、崖です。それ以上進むと、崖に落ちてしまうんです。だから、この先、崖だよ!というお知らせなんです。
ガードレール = お知らせ
つまり、困ったこととは、ただのお知らせなんです。困ったことと自分が思っているだけで、実は、自分を守るために起きている有り難いことなんです。
困ったこと = ガードレール = そのまま進むと危ないよというお知らせ = 有り難いこと
このことを知らず、ガードレールを乗り越えて前に進みます。そうすると、神様は崖に落ちないように、ガードレールの先に壁を用意してくれています。
そこで気付いて方向転換をすればいいのですが、更にその壁をぶち破って進むと、更に分厚い壁にぶつかります。そろそろ、曲がっていることに気付いたら?と何重にもお知らせしてくれていて、どうにも打ち破れない分厚い壁にぶつかり、「もう限界!ムリ!」となってやっと、自分が曲がっていたことに気付くんです。
「もう限界!ムリ!」という状態は、お金か健康か人間関係にでます。
借金が増えすぎて返せない、とか、
身体を壊して入院、心の病になって動けなくなる、とか、
もうどうにもあの人と一緒にいるのはムリ・・・とか。
病気になってでも、宇宙があなたを止めようとしてサインを出してくれているのに、そのことに気付かず、そのまま真っ直ぐ進むと、更に思い病気になってしまいます。
自分の人生に繰り返し、同じような悩みや困難、災難が降りかかってきて、なんで自分ばっかり!?と思うのは、このガードレールや壁があることを問題視して、曲がっている自分には気付いていないからなのです。
ガードレールや壁にぶつかって方向転換をする = 「心を切り替える」
困ったことは、そのまま進んだら崖に落ちるよ!というお知らせ。崖の手前までひたすら頑張るより、ガードレールにちょっと触れたら、あれ?何かずれててまっすぐ進んでないんだーと方向転換しましょう!